🏠 住宅購入時にかかる主な税金
① 不動産取得税(都道府県税)
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不動産を「取得」したときに1回だけ課税される税金。
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計算方法
不動産取得税 = 固定資産税評価額 × 税率-
土地・住宅 → 通常3%(特例がある場合)
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非住宅 → 4%
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新築・中古住宅どちらでもかかるが、新築住宅や一定の中古住宅は減税措置あり。
例:新築住宅 → 床面積50㎡以上240㎡以下なら、建物の課税標準から1,200万円控除。
② 登録免許税(国税)
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不動産を登記する際に課税される税金。
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計算方法登録免許税 = 固定資産税評価額 × 税率
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主な登記と税率(特例あり)
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所有権保存登記(新築時) → 0.15%(通常0.4%から軽減)
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所有権移転登記(売買) → 0.3%(土地建物ともに軽減後)
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抵当権設定登記(ローン利用時) → 借入額 × 0.1%
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③ 印紙税(国税)
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不動産売買契約書や住宅ローン契約書に貼る収入印紙代。
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契約金額に応じて決まる。
【例】-
1,000万円超~5,000万円以下 → 1万円(軽減後)
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5,000万円超~1億円以下 → 3万円(軽減後)
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売買契約書と金銭消費貸借契約書(ローン契約)にそれぞれ必要。
④ 消費税(国税)
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課税されるのは建物部分のみ。土地には非課税。
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新築建売住宅や不動産会社から購入する中古住宅にかかる。
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個人から中古住宅を購入する場合は非課税。
⑤ 固定資産税・都市計画税(市町村税)
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毎年1月1日時点の所有者に課税される。
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住宅購入時に「日割り」で清算することが多い。
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標準税率
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固定資産税 → 1.4%
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都市計画税 → 0.3%(市町村により異なる)
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新築住宅は3年間(長期優良住宅は5年間)固定資産税が1/2になる特例あり。
税金以外に必要な諸費用
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仲介手数料(上限:物件価格×3%+6万円+消費税)
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登記費用(司法書士報酬+登録免許税)
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ローン関連費用(保証料・手数料・火災保険料など)
ポイントまとめ
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不動産取得税は1回だけ、購入から半年〜1年後に請求が来る。
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登録免許税・印紙税は契約や登記のときに支払う。
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消費税は建物部分のみ課税、土地は非課税。
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固定資産税・都市計画税は毎年かかるが、新築は軽減措置あり。
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